ひよりの小さな暮らし

今よりもっとミニマムに、今よりもっと豊かな暮らしを目指す主婦のブログ

美しい暮らしとは何かを教えてくれる、中原淳一さんの世界。

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今週のお題「最近読んでるもの」

 

こんにちは!ひよりです(^^)

 

「美しい暮らし」を求めて、最近色んな本を読んでいるのですが、その中でも「これはすごい!!」と感じたものがありまして(^o^)/

 

それが中原淳一さんの本です。

 

私は以下の本を読んでみました。

中原淳一画集 新装版」
中原淳一 四季のイラストレーション」
中原淳一のそれいゆ 別冊太陽」

 

ちょっとだけ説明すると、中原淳一さんは昭和7年から40年間「それいゆ」や「ひまわり」などの女性のための雑誌を作り続けた方です。

 

「女性の暮らしを新しく美しくする」ことを理想に掲げ、戦後の生きていくだけで精一杯な時代を生きている女性たちを、いきいきとした夢と美の世界へと導かれた方です。

 

有名な方なのですでにご存じの方も多くいらっしゃるとは思いますが、恥ずかしながら私は最近になって初めて知りました💦💦

 

今まで暮らしやライフスタイル系の本は割と読んできたと思っていましたが、現代のものや海外のものが中心だったため中原さんの著書は読んだことが無く、また画集なども見たことがありませんでした。

 

以前読んだ美輪さんの本に「美しい暮らしを知るならまずはこれを読むのが必須」と書かれていたため、ようやく知ることが出来たのです。

 

中原さんの本を手に取り最初に思ったのが「レトロな感じの本かな??」と言うこと。

 

90年近く前の雑誌ということで、そんなことを思ったわけですが、読んでみると全く違いました。

 

これは現代にこそ必要な「美しい暮らしの教科書」でした。

 

確かに書かれている服装だったり、紹介されている髪型はレトロなものなのですが、それでも素直に美しいと感じます。

 

「どうしたら美しくなれるのか?」「どうしたら美しい暮らしが出来るのか?」。

 

そんなことがぎっしりと書かれています。

 

髪型のアレンジの仕方であったり、お金をかけずに部屋を美しくするアイデアであるとか、小物の作り方、カーテンの作り方などが提案されていて読んでいてとても楽しいです。

 

現代の暮らし系の本は、美しい部屋を紹介し「これはどこで買った家具」「この収納は○○で揃えています」などなどのアイテム紹介が中心ですが、中原さんの本は「自分で作る」物が紹介されているのです。

 

それが私にとってはとても新鮮でした(^^)/

 

美しい部屋はモノを「買って」揃えて作るのではなく、「自分で考えて手を動かしてつくっていくもの」。

 

その考え方がとても新鮮で、「美しい暮らし」に取り組むその姿勢こそがとても美しいと思いました。

 

昔の日本はこんな風に「美しい暮らし」を求めていたと知ることが出来る、中原さんの数々の本。

 

描かれている絵もとても美しい物ばかりなので、ぜひ1度読んでみて欲しいと思います!!

 

自分の暮らしに取り入れることが出来る「美しい暮らし」のヒントが見つかること間違いなしです!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

(ちなみに私は中原さんが描かれた「蝶々夫人」と言う絵が、色彩が鮮やかでとても好きです。ぜひ画集なども見てみてください♪)