こんにちは!ひよりです(^^)
先日図書館でこんな本を借りました。
「江戸のエコ生活」
前々から興味があったんですよね~。
電気も無い時代、人がどう暮らしていたのかがとても知りたくて。
電気が無いということは、冷蔵庫も無ければ、テレビも、パソコンも無いわけで。
「きっと部屋はミニマムだったに違いない!」と、うすうす思っていたわけです(笑)
それでやっとお目当ての本を見つけて読んでみたのですが、江戸の生活は私の想像を超えてミニマムでした(;・∀・)!
「昔の人の暮らしを知りたい」「ミニマムに暮らすヒントが欲しい」方、ぜひ読んでみてください♪
江戸の暮らし
まずは江戸の暮らしを知るところから。
まず、家は「裏店」と呼ばれる共同住宅に住んでいました。
こちらの住居、部屋は個別に持てますが、井戸、トイレ、ゴミ捨て場は共用です。
部屋の広さは、玄関兼台所の土間を含めても6~8畳ほどだったそう(;^ω^)
なかなかのコンパクト住宅です。
しかしそんな家での暮らしを可能にしたのが、最低限の家財道具しか持たないことだったようです。
当時はベッドやダイニングテーブルなどの大型家具ではなく、畳んで収納できる布団、重ねて保管することのできる膳を使用することで、部屋を広く使っていました。
まさにミニマリズム。
持っている服も、風呂敷に包んで布団と一緒に保管していたというので、衣服もきっと最小限だったと考えられます。
(現代人で持っている服を風呂敷に包める人が何人いるのでしょうか?私は無理です💦)
冷蔵庫は当然なく、毎日商人がやってきてその日に必要な物だけを買うというスタイル。
なので食材の保管の必要が無く、備蓄品を置いておく必要もなかったそう。
つまりは6畳くらいの家に、布団と膳、包丁などの調理道具、各自の衣服くらいしかなかったというわけです。
江戸の人はかなりのミニマムな生活をしていたと言えるのではないでしょうか??
現代でもできるミニマムに生きるコツ
200年前の生活をそのまま実践することは出来ませんが、現代でも使える生活の知恵があります。
ミニマムに生活するためのヒントを考えてみたいと思います。
物を共用する
物を共用することが江戸の生活の基本のようです。
確かに物を多くの人で使ったほうが、個人で物を持つよりミニマムに生活できます。
現代でいうとレンタルのような感覚でしょうか?
車や、服、家具を「所有する」のではなく、「共用」して使えば暮らしもグッとミニマムになると思います。
所有するという概念を無くせば、もっとミニマムに暮らすことが出来そうです。
服は最小限で小物で工夫する
一生に1度か2度しか新品の服を仕立てることが出来なかった江戸の人々ですが、古着やハギレを使いオシャレを楽しんでいたそう。
帯の結び方を変えたり、はぎれを使って服をリフォームしたりしてオシャレをしていたようです。
現代でもこの方法は使えそうです。
基本的な服装はシンプルでも、スカーフなどの小物で変化をつけたり、アクセサリーを変えてみたり、髪型や化粧を変えるだけでも違った印象になるはずです。
多くの服を揃えるのではなく、ちょっとした工夫をすることでオシャレにミニマムに暮らしていくことができそうです。
アウトドアやイベントを楽しむ
アウトドアやイベントに積極的に参加して楽しむこともミニマムに暮らすコツです。
江戸の人は部屋にずっとこもって過ごすことはなく花見や祭り、釣りや野山へピクニックといった「外出」をよくしていたそう。
部屋で長時間過ごそう、ずっと家にいようと思えば、居心地のいいソファや、暇をつぶしてくれるテレビ、冷暖房機器が必要になります。
外に出て遊んだりすることは気分転換になります。
「外出」をすることが、小さな部屋での暮らしを快適にするコツではないでしょうか?
まとめ
江戸の人の暮らしぶり、少しはお伝えすることが出来ましたでしょうか?
布団と膳と服があれば、生活できてしまうのです。
それを思えば、我が家のなんと物の多いことかと思ってしまいました(;・∀・)
そっくりそのまま江戸の人の暮らしを真似することはできませんが、物を共用する、所有しないといったことは現代でも十分出来そうです。
まずは物を「所有」することをやめてみようと思います(^^♪
そうすればもっとミニマムに暮らすことが出来そうです。
この記事が皆様のミニマム生活のお役に少しでも立てれば嬉しいです(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!